ネットワーク接続のリンク速度は、Windows Vistaの場合、「コントロールパネル」→「ネットワークと共有センター」→「ローカルエリア接続 状態の表示」から確認できます。
また、Intel製のもの等ネットワークアダプタによってはイベントログにリンク状態を記録できるものもありますので、その場合イベントビューアで確認することができます。
Gigabitハブに接続しても、リンク速度が1,000Mbpsではなく100Mbpsしか出なかったり安定しない場合、以下の対策を試してみてください。
- LANケーブルの接続を確かめてみる。
LANケーブルがしっかり刺さっているか再確認してください。
現在販売されているケーブルは大抵1.0Gbpsで通信できる規格をクリアしていますが、古いケーブルを使っている場合、新しいものに変えてみると良いかもしれません。
- ドライバがWindows付属のものである場合、ネットワークカード・チップのメーカーが配布するドライバに置き換えてみる。
- -あるノートPCに付属のIntel 82567LMの場合、Windows Vista x64のドライバでは自動認識だと1.0Gbpsではなく100Mbpsでリンクしてしまう状態でした。
Intel配布の最新ドライバに変更したところ、1.0Gbpsでリンクするようになりました。
- リンク速度を自動認識ではなく、1.0Gbpsでリンクするように固定してみる。
「ローカルエリア接続の状態」画面から、「プロパティ」→「構成」を選択すると、ネットワークカードまたはチップのプロパティが表示されます。
「詳細設定」タブ→「リンク速度とデュプレックス(又はSpeed and Duplex)」が「オートネゴシエーション(又はAuto)」になっている場合、「1.0 Gbps 全二重通信」に変更すると1.0Gbpsでリンクできることがあります。