2台のPC間のデータ通信速度を測定する定番ツールに、iPerfというものがあります。
http://sourceforge.net/projects/iperf/
iPerfはTCPまたはUDPの通信帯域を測定します。
また、オンメモリで動作しますのでハードディスクの速度の影響を受けません。
iPerfはコマンドラインのツールで、本家サイトではソースコードしか配布していません。
Windowsで使いたい場合は、iperfのJava版のjPerfがGUIもついていてお手軽だと思います。
jperfは下記URLからダウンロードできます。
http://sourceforge.net/projects/iperf/files/
現在のjperf公開URLは以下のようです。
http://code.google.com/p/xjperf/
以下、jPerf-2.0.0で確認した内容となります。
ダウンロードしたファイルを解凍します。
Windowsの場合は、jPerfが起動するためにはjperf.batを実行します。
Linuxの場合は、jperf.shを実行します。
iPerf/jPerfはクライアント・サーバー構成になっています。
まずサーバーを立ち上げて待機させておき、クライアントからサーバーに通信して速度測定します。
クライアント・サーバーのいずれかをiPerf、もう一方とjPerfで通信することも可能です。
- サーバー
Choose iPerf ModeでServerを選択します。
上記画像のマウスの位置にあるアイコンをクリックすると待機状態になります。
- クライアント
Choose iPerf ModeでClientを選択し、サーバーのIPアドレスを入力します。
上記画像のマウスの位置にあるアイコンをクリックすると測定を開始します。
※測定時には、必要に応じてFirewallの設定を変更してください。
- このソフトは伝送速度がギガまで測定できますか。 — 青木 {2010-01-07 (木) 11:50:23}
- はい、測定可能です。上の画像はギガビットLAN環境で測定した結果です。 — onlineconsultant {2010-01-07 (木) 18:53:27}