画像編集時には、同じ作業を複数のファイルに行うときが時々あります。
例えば、
写真の解像度変更→切り抜き→自動レベル調整→特定のフォルダに保存
などの流れでしょうか。
それを、ひとつのフォルダ内の画像ファイルに対して自動で行ってくれる機能がアクションです。
手でやるより、正確かつ早く、そして楽です。
- ツールバーの「ウィンドウ」から「アクションを表示」を選択
- Photoshopでデフォルトで用意されている機能があり、それが表示されます。
金属が溶けたような効果(笑)などやセピア色にする効果など
- 自分用のアクションを作るには、右下の、ごみ箱アイコンの左に紙がめくれたようなアイコンがありますが、それを押すとアクションを作成できます。
- アクションの作成方法は、Excelのマクロに似ています。アクション作成前に、該当の画像を一つ開いておきます。アクションを一度作成して、複数のファイルに適用した後に変更するのはめんどうなので、アクション作成前に、よく内容を吟味しましょう。
- アクション作成ボタンを押すと、アクションの記録が始まりますので、手順どおりに作業をします。(ここは通常通りに作業する)
- 画像を書き出して、「閉じる」で終わったら、アクションパネルの一番左にある「停止」ボタンを押します。
これでアクションの記録が終わります。
実行は、ツールバーの「ファイル」→「自動処理」→「バッチ」を選択します。
表示される画面で、「アクション」のドロップダウンから、先ほど自分が作成したアクションを選択します。
「ソース」→「フォルダ」の下の「選択」を押して、該当のフォルダを選択します。
「OK」を押すと、処理が始まります。
- 複数ファイルの解像度変更なども、一発でできます。簡単なので、ぜひ使いましょー(^_^) — A {2011-06-01 (水) 12:13:39}