Linux ファイルやディレクトリのパーミッションを変更する
パーミッションがないと、ファイルの上書き、ディレクトリへの新しいファイルの作成などができません。
chmod コマンドを使って、ファイルやディレクトリのパーミッションを変更します。
chmod ユーザー(+or-or=)パーミッション種類 ファイルorディレクトリ名
①
ユーザーは、次のように定義されています。
- u …ファイル所有者
- g …ファイル所有グループ
- o …その他のユーザー
- a …すべてのユーザー
②
プラス記号はパーミッションを追加するとき、マイナス記号はパーミッションを削除します。
イコール記号は指定したパーミッションを付加し、それ以外を削除します。
③
パーミッション種類は次の通りです。
- r …読み取り権限
- w …書き込み権限
- x …実行権限
実際にやってみましょう。
例 test.txtにすべてのユーザーに読み取り権限を与える chmod a+r test.txt
下の階層のディレクトリまで、再帰的に行いたい場合は-Rオプションを加えます。
例 test_directoryの以下のフォルダ、ファイルすべてに、すべてのユーザーに読み取り権限を与える chmod a+r test_directory -R