ddコマンドで作成したHDD全体イメージのパーティションをマウントするには、パーティションのオフセットを指定する必要があります。
パーティションのオフセットは、fdiskで調べることができます。
fdiskで-uを付けると、セクター単位でパーティションの開始・終了位置を取得できます。
#fdisk -l -u hdd.img Disk www.hda_backup.img: 0 MB, 0 bytes 255 heads, 63 sectors/track, 0 cylinders, total 0 sectors Units = セクタ数 of 1 * 512 = 512 bytes デバイス Boot Start End Blocks Id System hdd.img1 * 63 208844 104391 83 Linux hdd.img2 208845 1847474 819315 82 Linux swap / Solaris hdd.img3 1847475 156296384 77224455 83 Linux 領域 3 は異なった物理/論理終点になっています: 物理=(1023, 254, 63) 論理=(9728, 254, 63)
この結果のStartにUnitsのバイト数をかけるとパーティションのオフセット値が算出できます。
例えば、hdd.img3のオフセットは、1847475 * 512 = 945907200です。
hdd.img3をマウントするコマンドは下記のようになります。
# mount -o loop,offset=945907200 hdd.img /mnt/hdd