スムージングにチェックをつける
普通にライブラリにJPEGやPNG、GIFなどのビットマップの画像を取り込むと、Flashで書き出したときに美しく表示できません。
そのため、次の手順で変更します。
- ライブラリで画像を選択し、右クリック
- プロパティを表示し、「スムージング」にチェックをつける。
- サブウィンドウで「圧縮 ロスレス(PNG/GIF)を選択する。
macromedia FlashMX version6.0の話しです。
配置場所によっても画像が劣化する
Flash内でJpeg、PNG、GIFのそれぞれ画像を使用する場合には配置にも気を配りましょう。
Flash内では、0.1ピクセル単位で配置を指定する事が可能ですが
必ず画像をインスタンス化する場合は、&color(#ff0000){1ピクセル単位での配置};とします。
Flash内では画像の表示管理が1ピクセル単位となてっているので、配置で
0.1ピクセルなどを指定すると、&color(#ff0000){小数点以下のピクセル部分は近似値の画像表示};となります。
”配置を設定するウィンドウの表示方法”
&ref(Flash_jouhou_window.jpg);
”画像インスタンスの表示位置設定例”
&ref(Flash_jouhou_window.2jpg.jpg);
Flash内での画像の拡大・縮小・変形は基本的にはしてはいけない
Flashで画像を扱う際にもっとも基本的な事項です。
画像を拡大・縮小・変形(表示角度変更を含む)をする際には必ずPhotoShopなどの画像加工ソフトで画像加工を行ってからFlashに読み込みましょう
(Flash自体が画像加工処理を得意とするアプリケーションではない為、拡大・縮小・変形をFlashアプリケーション内で行うと、著しく画像が劣化します。)
モーションで徐々に拡大するなどの画像処理を行いたい場合には
画像が最大の時に表示させたいサイズのものを取り込んで作業を行いましょう。
この場合、画像シンボルに対して「スムージングにチェックをつける>#v96a1bc6」の作業をかならず行ってください。見た目が格段に違います。
PNG形式でボタンなどの素材は取り込む
Flash自体は、画像加工ソフトとしての性能が低いので
Photoshopなどの画像加工ソフト/Illustratorなどのドロー系ソフトを利用してボタンなどの素材を作成してFlashに取り込ませるのが一般的です。
Illustratorで作成した画像はベジェ曲線の情報も含めて取り込める方法がありますが
ここでは、全ての画像加工ソフト・ドローソフトに対応できる画像取り込みに適用できる方法を案内します。
有効な方法として”PNG形式での保存”データーを取り込むというです。
”PNG形式を使う利点”
- -透明部分がある画像が取り込める
- -取り込んだ際に劣化がない
大まかにFlashで画像を読み込ませる際は
- ボタンなどの素材 ⇒ PNG形式
- 写真などの素材 ⇒ JPEG形式
と覚えておくと作業効率が良くなります。