DDMSを使ってAndroid CPUやメモリーの利用量について調べる
スマートフォンのアプリ開発は、限られたスマホのメモリーやCPUやバッテリーを使なるべき消費を抑えることも大切です。
端末の状態を調べるために、DDMSというツールをGoogleが配布してくれています。
基本については、公式サイトがやはりわかりやすいので、下記を読むことをお勧めします。
http://developer.android.com/tools/debugging/ddms.html
日本語での解説はヒープサイズやメモリのアロケーションなどについては下記もさらっとわかりやすいです。
http://techbooster.jpn.org/andriod/environment/1040/
しかし、System Informationという機能がDDMSについているのですが、これについてはあまり取り上げているサイトさんがありません・・・。
見ればわかるからかな?
さて、Galaxy S3aでこれを試してみます。
Systemi Informationというタブにいき、CPU Loadを選択して、Update from Deviceをクリックします。
まぁ、普通に言えば、CPUの使用をどのプロセスが割合を閉めているか?を表示してくれているんだ…と思います。
こんな感じです。
字が細かくなっているのでわかりにくいかとは思いますが、一番多くを占めているのはsystem_serverが13%ぐらいを占めています。
次は、com.google.googlequick.searchbox.searchというのがそこそこ?
これは、たぶんホーム画面に私が設置してる検索窓のウィジェットっぽいです。
えー、こんなに使っているのか・・・
しかし、次のcom.oss.mcamですが、なんと「無音カメラ」ってアプリのプロセスらしい。
別に起動している状態でもなく、バックグラウンドにいるのですが、5%以上はとってるっぽいです。
えー。
ためしに、無音カメラのプロセスを、タスク一覧(ホーム画面の長押しで出てくるアレです)から停止してみます。
すると、下記のように、com.oss.mcamはなくなり、Idleの割合が増えます。
今度は、Memory usageを調べてみます。
CPU loadというところのプルダウンを下にすると、Memory usageというのが出ます。Update from Deviceをクリックします。
紫の部分は、Unknownが占めています・・・。
ま、つまりCPUの状態とメモリーの利用量についてわかりますが、自分の作ったアプリの品質向上にあまり役立たないから誰も書いてないんですかね。。。?
私は結構面白いと思うんですが。