OpenStreetMapとは
OpenStreetMapは誰でも編集ができる、オープンソースの地図です。
Wikipediaの地図版とでも思ってみてください。
今やGoogle Mapより進化が早いのでは?と言われています。
なぜOpenStreetMapを使った方がよいか?という最大の理由は大変シンプルです。
”無料だから。”
Google Map APIは、ビジネスで利用するには有料となっています。
その金額は、年間 184万円(17500ドル)ドルと大変高額です。
3年利用する場合は552万円もかかるわけです。
5年間で920万円です。
大体のシステムは5年間ぐらいは使うでしょうから、1千万円近くGoogleに支払いをしないといけません。
しかも、Google Mapのセールスは大変不親切で質問や要望にまったく答えてもらえません。
こちらから電話は一切かけられません。かけると、英語の留守電になります。
普通の日本の会社のように、誰かが電話をとりついでくれたりはしません。
そんな会社から、1000万円もする買いものをしたくないですよね★
それに、Googleが将来的に利用規約などを改訂した場合、突然APIが止められたり、アプリが廃止になったり、という大きなビジネスリスクが存在します。
Google Map APIの利用規約が大変複雑なのを知っていますか?
http://www.google.co.jp/permissions/geoguidelines.html
法人が利用する場合、印刷していいのか悪いのかもまったくわかりませんね。
そんなコストやリスク、ストレスから、おさらばしましょう。
個人がホムペに地図を表示する分にはGoogle Mapでかまわないと思いますが、ビジネスユースで利用するにはリスクが大きいため、OpenStreetMapを利用することをお勧めします。
なお、地図のAPIは、他にも販売している会社がいくつかあり、Googleほど高いところはそんなにありませんが、月額10万円近くしたりという金額は似たりよったりです。
そんな地図を購入しなくても、OpenStreetMapには十分な機能と情報があります。
何より、一般の人々が自由に編集できるという強みがあります。
Wikipediaの進化に見るように、情報の価値は、どれだけ多くの人がその情報作りに参加しているか、ということで上がります。
他にも
- オフラインで使える
- 外国の地図も英語で見れたりする
という利点があります。
OpenStreetMapの見本はこちら
弊社のある横浜が中心となっております。
http://osm.jp/map#zoom=12&lat=35.44371&lon=139.63803&layers=B00