Google Adwords なるべく少ない予算で多くのクリック数を獲得する
広告費の予算をできるだけ使いたいというわけではない場合、なるべく少ない予算で多くのクリックを獲得できた方が、費用対効果がよいですよね。
Google Adwordsでは比較的少額で広告効果がありますが、ちょいちょいチューニングしていないと、費用対効果が悪くなる可能性があります。
チェックすべき項目をあげておきました。
設定したキーワードに対する品質スコアが悪くなっていないか
品質スコアとは、リンク先のURLなどに、Googleが勝手に設定している点数です。
スコアの付け方はSEOなどと同じだと考えてみてよいでしょう。
要は、そのキーワードにURLの内容がマッチしているか、ということです。
品質スコアが低いと、1クリックあたりの単価が高くなります。
やたらとキーワードを投入すると、品質の低いキーワードが含まれていることが多くなります。
品質の低いキーワードが多くなると、広告全体としての品質スコアも低くなってしまいます。
制御できる範囲のキーワード数にした方がよいでしょう。]
クリックされているキーワードをチェックする
キャンペーン>広告グループをクリックして、「キーワード」タブをクリックします。
「キーワードを追加」という緑のボタンの横に「詳細」という小さなボタンがあります。わかりにくいのですが、下記の赤マルの部分です。
「検索クエリ」「すべて」を表示します。
ここは、実際に検索されたキーワードが表示されているのですが、意外と変なキーワードで検索されているものがクリックされています。
これを全部除外しましょう。
キーワードの左端にあるチェックボックスにチェックをつけ、上部にある「除外キーワードに追加」をクリックします。
これをこまめにやると、余計な費用をかけずにすみますよ!
ディスプレイネットワークに表示させているか
ディスプレイネットワークとは、検索された時に表示される枠の広告ではなく、一般の人がGoogle Adsenseをホームページに組み込むと表示される広告です。
あらゆるWebサイトに広告の表示ができるということです。
できれば表示させた方がよいでしょう。
ディスプレイネットワークの方が、クリック単価が低いからです。
また、ディスプレイネットワークには画像広告が表示されます。
なぜ画像広告の方がよいか、後述します。
画像広告を利用しているか
Google Adwordsを利用した方であれば、あの三行広告的な広告が難しいことを知っていると思います。
限られた文字数で、効果的にメッセージを伝えなければいけません。
画像広告であれば、画像の中に字が埋められるので、この字数制限がなくなります。
また、同じことを伝えるなら文字だけより画像の方が圧倒的に情報量が多い、ということは…当たり前ですよね。
画像広告を利用するキャンペーンと、そうでないキャンペーンを分ける
上記のように、なるべく画像広告を利用した方がよいのですが、画像広告は検索結果には表示されません。
検索結果に表示するキャンペーンに、画像広告も含めておくと、これは表示されないということになり、品質スコアが下がってしまいます。
そのため、画像広告を利用するキャンペーンはディスプレイネットワークを含めた全体に表示する、テキスト広告だけのキャンペーンはディスプレイネットワークに表示しない、とキャンペーンを分けたほうが、品質スコアが低下しません。(これはGoogleさんから伺いました)
しかし、ディスプレイネットワークに表示させる・させないは、キャンペーン単位でしか設定できないのが困りものです。(2012年6月14日時点)
めんどうですよね。
弊社ではGoogle AdwordsのCertifiedパートナーとして、Google Adwordsのコンサルティングも行っています。
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