WordPress すでに投稿したページの編集をスケジュールで変更する
WordPressには、便利な機能「予約投稿」というものがあります。
Postでも、Pageでも、未来の日付を投稿時に設定しておけば、設定した日時に更新がされます。
とても便利な機能です。
しかし、これは「まだ投稿していないPost(あるいはPage)」の場合の機能なんですね。
たとえば、昔に投稿したページの内容を書き変えたいのだけれど、理由があってまだ変更したくない。
ある特定の日時でしか変更したくない。
というニーズには対応していません。
デフォルトではこの機能はないのです。
予約投稿にすると、投稿したpostやPage自体がサイトからなくなってしまうのです。
ブログだと、あまりそういう機能は必要ないかと思いますが、企業用ホームページなどをWordPressを作る場合は、これがあると断然便利です。
新製品の発表とか、人事とか、そういうのですね。
で、この機能をプラグインで実現できます。
Revisionary
http://wordpress.org/plugins/revisionary/
WordPress3.0以上が対応バージョンです。
リビジョンというものを利用しますので、少々使い方が複雑です。
なので、書いておきます。
- ダッシュボードのプラグイン→新規追加から、Revisionaryを検索して、インストールします。
- 設定→Revisionaryという項目ができていると思います。設定関係は複雑なので、とりあえずは飛ばします。
- メインの、すでにあるページを、指定日時が来たら変更する、をやってみます。
- 変更したいページに行き、内容を変更したい内容に変更してから、右の方の更新パネルで、下記のスクショのように、公開予定日時に変更したい日時を入力し、「save as pending revision」にチェックを入れます。
すると、青いボタンが「Schedule Revision」となります。
ステータスが「公開済み」となっているのも確認してください。
- 青い「Schedule Revision」ボタンをクリックします。すると、次のスクショのような画面になります。一番上の、View it in Revisions Managerをクリックします。
- 次のような画面になります。ここで肝心なのは、赤マルで囲った「Schedule Now」をクリックすることです。そうしないと、スケジュールされたことになりません。
- すると、赤マルの部分が、「Scheduled Revisions(1)」になります。さっきまで、(0)だったかと思います。
すると、予約した変更も消えません。
あとは時間まで待ってみましょう!
ちなみにですね、このプラグインにたどりつくまでに紆余曲折あり、いろんなプラグインを試したので、書いておきます。
下記の二つのプラグインは、上記に書いたようなことができそうですが、実際は、未来の日付で投稿された投稿を今すぐ見せる、というタイプです。
The Future Is Now
http://wordpress.org/plugins/the-future-is-now/other_notes/
WP Scheduled Posts
http://wordpress.org/plugins/wp-scheduled-posts/
そんなん何に役立つの?とか思うかもしれませんが、イベント関係のブログで、未来のイベントの告知をしたい、などの時に有効です。