CGIを実行しても、403 Forbiddenになる、エラーログを見ると
Options ExecCGI is off in this directory
となっている場合は、次の点を確認してみましょう。
Apacheの設定ファイル、httpd.confに
<Directory /home/*/public_html>
Options SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI IncludesNoExec
</Directory>
Directoryは該当のディレクトリ、その下のoptionsにExecCGIが入っているか、です。
httpd.confを修正したら、Apache 再起動しましょう。
httpd.confを直しても同じ、なんて時は、バーチャルホストでまた設定ファイルが別だった、なんてこともありますよね。（＾_＾；
参考：httpd.confの設定などについて
LAMPサーバーの基本設定
OpenStreetMapをWebサイトに組み込む話は日本語でも検索してヒットしますが、Androidアプリに組み込む話はなかなかWeb上になかったので、書いておきます。
まず、どうやってAndroidアプリに組み込むか。
osmdroidというライブラリを利用します。
派生ライブラリもいくつかありますが、まずはこれが基本でとっつきやすいでしょう。
osmdroid 公式サイト
http://code.google.com/p/osmdroid/
早速、Androidアプリプロジェクトにどうやって組み込むか、書いていきます。
公式サイトを見ると、Mavenを利用するとイイヨ！と書いてあります。
Mavenはメイブンと呼びます。メイブン。それは、君が見た光。僕が見た希望。。。
個人的な感想かもしれませんが、Mavenを利用すると、エラーばかりでかえって苦労します。多分、現行のバージョンとあっていないのではないでしょうか。
なので、手っ取り早いプロジェクトへの組込み方法は、次の通りです。
http://www.slf4j.org/android/
に行き、slf4j-android logging libraryをダウンロードして、libsの下に置きます。
<uses-sdk android:targetSdkVersion="16" android:minSdkVersion="7" />
<uses-permission android:name="android.permission.ACCESS_COARSE_LOCATION"/> <uses-permission android:name="android.permission.ACCESS_FINE_LOCATION"/> <uses-permission android:name="android.permission.ACCESS_WIFI_STATE" /> <uses-permission android:name="android.permission.ACCESS_NETWORK_STATE" /> <uses-permission android:name="android.permission.INTERNET" /> <uses-permission android:name="android.permission.WRITE_EXTERNAL_STORAGE" />
osmdroid-android-4.1.jar と書いてあるリンクをクリックするだけです。
http://code.google.com/p/osmdroid/wiki/Downloads
前段階として、
OpenStreetMapをAndroidアプリに組み込む
でライブラリとしてosmdroidの準備ができていることが前提です。
さて、ここではさくっとOpenStreetMapを表示しましょう。
GoogleMapと利用方法はほぼ同じです。
package com.example.osmsample;
import org.osmdroid.api.IMapController;
import org.osmdroid.tileprovider.tilesource.TileSourceFactory;
import org.osmdroid.util.GeoPoint;
import org.osmdroid.views.MapView;
import android.os.Bundle;
import android.widget.LinearLayout;
import android.app.Activity;
public class MainActivity extends Activity {
@Override
public void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
super.onCreate(savedInstanceState);
setContentView(R.layout.activity_main);
IMapController m_mapController;
MapView map = new org.osmdroid.views.MapView(this, 256);
map.setBuiltInZoomControls(true);
map.setTileSource(TileSourceFactory.MAPNIK);
map.setMultiTouchControls(true);
org.osmdroid.views.MapView.LayoutParams mapParams = new org.osmdroid.views.MapView.LayoutParams(
org.osmdroid.views.MapView.LayoutParams.MATCH_PARENT,
org.osmdroid.views.MapView.LayoutParams.MATCH_PARENT, null,
0, 0, org.osmdroid.views.MapView.LayoutParams.BOTTOM_CENTER);
LinearLayout map_layout = (LinearLayout) findViewById(R.id.mapview);
map_layout.addView(map, mapParams);
m_mapController = map.getController();
m_mapController.setZoom(15);
double tempo_center_lat = 35.45797; //横浜みなとみらいの緯度
double tempo_center_lng = 139.632314; //横浜みなとみらいの経度
GeoPoint center_gpt = new GeoPoint(tempo_center_lat, tempo_center_lng);
m_mapController.setCenter(center_gpt);
}
}
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <LinearLayout xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android" android:layout_width="match_parent" android:layout_height="match_parent" android:orientation="vertical" > <LinearLayout android:id="@+id/mapview" android:layout_width="fill_parent" android:layout_height="fill_parent" android:orientation="vertical"> </LinearLayout> </LinearLayout>
Google Map APIを利用せずにOpenStreetMapでジオコーディング する方法を調査中です。
とりあえず調査の経過を書いておきます。
OpenStreetMapでジオコーディング を利用しようとすると、Nominatimと言うツールがあげられます。
Nominatim解説サイト
http://wiki.openstreetmap.org/wiki/JA:Nominatim
しかし、残念ながらNominatimは日本語のジオコーディングはまだまだのようです。（この記事を書いている、2014年4月3日現在）
弊社の住所は
神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-21-1 ダイヤビル5F
ですが、
たとえば横浜市神奈川区までは成功します。
http://nominatim.openstreetmap.org/search/%E7%A5%9E%E5%A5%88%E5%B7%9D%E5%8C%BA%20%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E5%B8%82?format=xml&polygon=0&addressdetails=1
xmlで帰ってくる結果です。
しかし、鶴屋町まで入れると結果は帰ってきません。
http://nominatim.openstreetmap.org/search/%E9%B6%B4%E5%B1%8B%E7%94%BA%20%E7%A5%9E%E5%A5%88%E5%B7%9D%E5%8C%BA%20%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E5%B8%82?format=xml&polygon=0&addressdetails=1
上の問い合わせのxmlで帰ってくる結果です。
ふぇぇ…
東京や熊本市などの住所で調べてみても、まだまだ市区レベルでしか結果が帰ってこないようです。
Nominatimはリバースジオコーディングの方はもう少しイケています。
下記はみなとみらいの緯度経度ですが
上の問い合わせのxmlで帰ってくる結果です。
リバースジオコーディングできています。
弊社の住所の緯度経度ですが
http://nominatim.openstreetmap.org/reverse?format=xml&lat=35.4693&lon=139.624557&zoom=18&addressdetails=1
上の問い合わせのxmlで帰ってくる結果です。
ま、こんなもんか。
ところでmapquestでもNominatimを利用してジオコーディングできるらしいというのでやってみたかったのですが、Get Mapquest App KeyというボタンをクリックしてもLoadingがひたすらグルグル回るだけで、登録できません。残念。
https://developer.mapquest.com/web/products/open/geocoding-service
WebAPIを利用しなくっても、ジオコーディングのデータをサーバーにストックしておいて、それを自前で検索する…というのもできそうです。
Planet.osm
http://wiki.openstreetmap.org/wiki/Planet.osm
しかし、ヨーロッパやアメリカ・カナダが主流なのか？
日本のデータは？
というと、なんと日本のジオコーディングのデータを国土交通省が配布してくれています。
位置参照情報ダウンロードサービス
http://nlftp.mlit.go.jp/isj/
いい国だな、ニッポン！⊂(^-^)⊃
これをサーバーにダウンロードして、ジオコーディングを自前で作ることができますね！
下記のサイト様を大変参考にさせて頂きました。m(_ _)m
しかし、差分のメンテナンスとか考えると、やっぱりどっかオープンソースのWeb APIで、パラメーターをURLで投げるとxmlかjsonで帰ってくる方が楽ですよね(^_^；
Nominatimでぜひ日本のデータを取れるようになる日が一日も早く来るように願っています！
OpenStreetMap、略してOSMを編集するのは超簡単です。
専用のソフトなどは必要ありません。
ブラウザさえあればできます。
ブラウザは、Chromeなど、動作の早いものがおすすめです。
https://www.openstreetmap.org/
チュートリアルが最初にあるので、何も知らなくても編集ができます。
ただ、動作はかなり遅いので、動作の遅いPCで編集すると、ストレスがたまるでしょうｗ
自分で地図が作れるのは楽しいですよ！
